外構工事には想像しているよりも
遥かにお金がかかります。
例えばものすごく立派な庭だと
感じるお家があったとしたら、
おそらくその庭には、
ざっと300万円~400万円は
工事費用がかかっていることでしょう。
なので外構工事に関しては、
資金計画で充分な予算を確保しておくか、
あるいはそもそも外構工事を
それほどしなくていいように、
家づくりの計画を立てるかの
いずれかの選択をしなければいけません。
おはようございます。
松本淳一です。
もちろん弊社では、
外構工事が最低限の予算でおさまるような
家づくりのご提案をさせていただいているのですが、
それは2つの秘訣によって実現可能となります。
例えば大きな窓を沢山つくっている家は、
・外から家の中が丸見えになる
・窓を見れば間取りが分かってしまう
・防犯性が悪い
・外観があまり美しくない
これらを外構によって、
カバーしなければいけません。
敷地に入ってこられないように
隣との境界につくる塀。
家の中を外の視線から守るための、
またウッドデッキを使いやすくするための、
目隠しや植栽。
家を惹きたてるためにつくる
門やアプローチ。
こういったものに
多額の費用をかけることによってです。
一方このような家を建てた場合、
・外から家の中が全く見えない
・間取りがわからない
・防犯性が高い
・家の外観が美しい
ことから先ほどのような
外構工事をする必要が一切なくなります。
家の外壁が塀代わりになるため、
そもそも兵が必要ではなくなりますし、
視線を防ぐための目隠しや植栽も
一切必要ないからです。
また家を惹きたてるための
門やアプローチも、
一切必要ありません。
そしてもう1つの秘訣が、
土地に無駄な余白をつくらないことです。
そのためにまず無駄に広い土地を
買わないようにしなければいけません。
例えばあなたが4人家族で
ゆったりと暮らせる平屋が建てたいとお考えであれば、
その敷地は50坪~60坪もあれば充分です。
ですが多くの方が
80坪~100坪ぐらいの広さがないと、
平屋が建てられないと思い込んでしまっており、
無駄に広い土地を買おうとしてしまいます。
なのでまずは
自分が建てたいと思っている家に、
必要な土地の広さを知った上で、
土地探しをするようにしなければいけません。
そして次に
無駄な余白が残らないように
建物を配置するようにします。
例えば一般的には、
土地の広さが50坪あれば
平屋を建てることが出来るのですが、
その広さの土地には、
当たり前のように、
総2階建ての家が立ち並んでいます。
というのも総2階建ての家が、
最もコストに優れているという
思い込みを誰もがお持ちだからです。
ですがこの場合、
外構工事費用が高くなってしまいます。
先ほどお伝えした、塀や目隠し植栽、
そして門やアプローチなどを
つくらないといけなくなるからです。
また余白が多くなれば、
その分草抜きの手間がかかるようになるし、
落ち葉の掃除や、木の剪定などにも、
これから先ずっと
手間がかかり続けることになります。
なので
1階を出来るだけ大きくつくることによって、
この費用と手間をカットすべきなんです。
ただ1階が大きくなれば
それに伴ってコストも割高になってしまうため、
コストが上がらないような
間取りのつくり方が、
必要不可欠になってはきます。
しかしこの2つのルールに従って、
家を建てるようにすれば、
外構工事の予算を大幅に圧縮することが出来ます。
またそれだけではなく、
土地購入予算も大幅に圧縮することも出来ます。
さらに家のコストも大幅に圧縮することが出来ます。
つまり家づくりの総コストを
大幅に圧縮することが出来るというわけです。
土地にも家にも庭にも沢山お金を使うのか?
土地・家・庭にかかるコストを全て圧縮して、
その浮いたお金を、趣味や旅行、思い出作り、
子供の教育資金、やがて迎える
老後資金などに充てるようにするか?
さてあなたなら
どちらを選択されますか?